在来生物を守る諸刃の剣「外来種ビオトープ」を考えた。
なんて久しぶりの更新になんでしょう。
さぼりまくってました、だいすけの方です。
ふと思いついたアイディア。
をブログに書いて、よりアイディアを具現化していきたいと思い、書き始めます。
「ビオトープ」について
そもそも、ビオトープって
生命:バイオbioと場所:トポスtoposの合成語で生物の生息空間のこと
とよく言われますが、人工の自然と思ってもらえればいいと思います。
水辺もあったり、薮もあったり、原っぱがあったり。
規模も様々です。
ビオトープってなんで生まれたの?
なんでそんな人工の自然なんていう不自然なものを作るようになったのかというと、ドイツなどから始まったそうですが、人口増加に伴う自然破壊が進んだため、失った自然環境をちゃんと守っていこう、復元していこうっていう流れだそうです。
「外来種ビオトープ」について
ビオトープの問題、自然環境の問題について考えてみた
ビオトープの問題、自然環境の問題としてあげられるのは「外来種」です。
間違いなく入ってきます。ブラックバスやらペットで飼ってた生きものやら。
ここでは、植物については抜いて話をします。植物が広がるのを防ぐのは事実上不可能だと思うので。
どうすれば外来種生物を現存する日本の自然から守れるのかを考えていました。
在来種のためにビオトープを作っても誰かが外来種を入れてしまっては元も子もない。
強行策「外来種ビオトープ」
誰かがどこかに外来種を放ってしまうのなら、放ってもいい自然を作ってしまえばどうだっていうのが「外来種ビオトープ」です。
ペットを飼っていたけど、要らなくなった。ブラックバス釣りをしたいから、その辺の池に入れて育てる。などなど、人は捨てるんです。生き物を。
それは最低の行為です。しかし、捨てる人はわかっていない。そして、理解することは難しい。悪気がない場合が多いので。
ペットを逃がすのも、保健所に持っていく後ろめたさもあると思いますが、殺して処分より野に放つことを選ぶという面もあると思うんです。
誰でも、生きものを殺すことは嫌な事でしょう。ましてやペットとして育てていたならなおさら。
だからこそ、逃がしていい場所が必要だと思ったんです。
具体的にどう実現できるか
外来種ビオトープは隔離が必須です。細かい金網の柵で囲うなどなど。
ちなみに、鳥類と虫は入れません。脱走する可能性が高いので。
基本哺乳類、魚類、両生類、爬虫類です。爬虫類の脱走も確実に止めなければなりません。
絶対に出てくる問題点
もしも絶対に脱走できない、隔離された外来種ビオトープを作れたとしても絶対に出てくる問題点と言えば、「移送時の脱走」でしょう。
運んでいるときに逃げると、最悪です。
その可能性をなくすには、飼い主が持ってくるのではなく、こちらが責任をもって運んでこなくてはなりません。
考えてみて思ったまとめ
やっぱり実現は難しい。でも在来種のために外来種を殺し続けることに果たして終わりは来るのかと思ってしまう。殺さないで解決する一つの案として、一般の生きものを好きでも何でもない人も納得しやすいと思ったんですが。
日本中の外来種がもしその外来種ビオトープに持ち込まれたら、どれくらいの規模が必要なんでしょうね。
もっともっといいアイディアを考えなきゃ、これからも。
ご覧いただきありがとうございました。
アカハシハジロ
こんばんは。
お久しぶりです。ばっちと申します。。。
...すいません長らく更新を怠っていました。
ちょっと探鳥に行き過ぎていて...
できるだけ更新の頻度をあげるいくよう頑張ります!
ということで前の話にはなりますが、年末の珍鳥ラッシュについての話題。
第1弾はアカハシハジロです。
2017年12月29日
前々から栃木県のテクノさくら公園にアカハシハジロが飛来しているという情報は得ていた。そして新横浜公園にもクビワキンクロが飛来しているという話ではないか!
これは行きたい。行きたすぎるが、年末は予定がぎっしり。
空いているのは29日の午前だけ。しかしこの2種がいついなくなるかわからない。
と悩んだ末、、、
28日に宇都宮に前泊してアカハシを見た後、新横浜行ってクビキン見ればいいやん!!という阿保みたいな思考にたどり着いた(笑)
こうと決まれば動くが吉。車はないので電車とバスで。(自称公共機関バードウォッチャーです(笑))
28日の夜は電車が遅延に遅延を重ね宇都宮着が午前1時過ぎ。
おいおいマジかよと思いながらネットカフェに行くとリクライニングシート席しか空いてないという始末。
しかし、すべてはアカハシのため!!
そして翌日。ここで僕は重大なことを忘れていた。
宇都宮駅からテクノさくら公園まで約10㎞。
僕は当然バスで行こうとしたのだが、ハッと気ずく。
そう、今は年末である。
バスダイヤて年末ダイヤかもしや?
バス停へ行くと予想は的中。始発が8時台。。。
今は5時。
これを待っているとクビキンに間に合わない。
............
よし!歩こう!
この朝の状態でだいぶぶっ飛んだ思考をしているが、きっとこれがバードレナリンドバドバ状態なのであろう。
2時間かけて歩きようやく到着。
やっとついたという思いより早く見たい!という思いが勝り
速攻準備し、いざスキャニング!
いともたやすく発見!
美しい!すごく良いカモだ!
アカハシハジロ(Netta rufina)は稀な冬鳥で繁殖地はヨーロッパ~中央アジアで越冬地が中近東、インド、北アフリカだという。
やっぱ異彩を放っていた。
そうこうしている内に帰りのバス。滞在時間1時間程で撤退。
名残惜しくもクビキンのため宇都宮駅へと向かった。
次回へ続く。。。
渡良瀬遊水地周辺探鳥!
...長らく更新をサボっていました、すいません。。。
だって、ゼルダの伝説が面白すぎるから。。。(笑)
言い訳はさておいて、探鳥はサボっていません。
今回は渡良瀬遊水地周辺にミヤマガラスとコクマルガラス、あわよくばコチョウゲンボウを狙っていってきました。
AM8:20分着。板倉東洋大前駅を出て歩く。
歩くこと20分、住宅街を抜けると目の前に広がったのは広大な耕作地だ。
やばい、ワクワクしかない。(笑)
鳥屋さんであるならわかると思うが、冬の耕作地は最高すぎる。
期待を持ちながら双眼鏡を覗いていると、遠くから「ガララ、ガララ」とすさまじい数の声が聞こえる!
もしや!
す、すさまじい数。。。
よく見るとすべてミヤマガラス
軽く400羽くらいはいる。
初見の嬉しさより数に圧倒されて笑ってしまった(笑)
そして、コクマルガラスはミヤマガラスの群れに交じっていることが多いというが、この数の中から探すということである。
淡色型だったらいいが、暗色型だと、、、
(コクマルガラスの色彩に関しては諸説あり、淡色型が成鳥、暗色型が幼鳥という説もあります。)
しかもぱっと見淡色型はいない、、、
ヤケになりスキャニングしまくる。
ミヤマ、ミヤマ、ミヤマ、ミヤマ、ミヤマ、ヒバリ、ミヤマ、ミヤマ、ミヤマ、コク?、ミヤマ、、、とひたすら繰り返していると
いました!コクマルガラス暗色型!!
何処にいるかおわかりいたただけたでしょうか??
(中央右の餌をついばむミヤマガラスの上から4つ目にいます。)
ミヤマより小さく嘴も短い!これは見つけてしまったぞ!
やったぜ!
しかし、コクマルガラスといえば淡色型だろ!淡色型が見たい!と思い、
ひたすら歩き回っていたが、淡色型が見つからないまま時間がみるみるうちに過ぎていき、夕暮れに、、、
そんな折にふと電柱を見ると
んっ!?
見慣れないフォルム!飛んだ!こっち来た!
おおおお!コチョウゲンボウだー!!
滅茶苦茶うれしい!最高だ!
最後の最後で目標を達成し、タイムリミット。
淡色型型のコクマルガラスは見れなかったが、大満足の探鳥でした!!
今回のリスト
渡良瀬遊水地周辺 8:20~17:00 晴れ
01:キジ 02:ヒドリガモ 03:マガモ 04:カルガモ 05:ハシビロガモ
06:コガモ 07:ホシハジロ 08:ミコアイサ 09:カイツブリ
10:カンムリカイツブリ 11:ドバト 12:キジバト 13:カワウ 14:ダイサギ
15:アオサギ 16:オオバン 17:クサシギ 18:ユリカモメ 19:トビ
20:チュウヒ 21:ハイイロチュウヒ 22:ノスリ 23:コミミズク
24:チョウゲンボウ 25:コチョウゲンボウ 26:ハヤブサ 27:モズ
28:コクマルガラス 29:ミヤマガラス 30:シジュウカラ 31:ヒバリ
32:ヒヨドリ 33:ウグイス 34:メジロ 35:ムクドリ 36:ツグミ
37:ジョウビタキ 38:スズメ 39:ハクセキレイ 40:セグロセキレイ
41:タヒバリ 42:カワラヒワ 43:シメ 44:ホオジロ 45:カシラダカ
奥日光探鳥!
こんばんは
なかなか同年代のウォッチャーさんに出会えないばっちです。
気軽に誘える鳥友が欲しい。。。(笑)
今回はオオワシを求めて!!
普段と異なるフィールドに胸が高鳴る!
とはいったものの
広すぎる。。。。。
こんなの対岸に停留してても米粒くらいに確認できなんじゃないか??
おまけに雪が降ってきて滅茶苦茶寒い。。。
しかし!バードウオッチャーは寒さに強くなければ!
ということでひたすら探す。
続々東京では簡単に見れない鳥が現れる(笑)
簡単にオオアカゲラが。。。
頭が赤く立派な雄!採餌音がやっぱでかい(笑)
マヒワめっちゃいる(笑)
ド直近のコガラ!
こんなのばっかでテンションが上がる!!
(奥日光での発見のため亜種名はこれで)
全てが近すぎて感覚がくるってきた。。。
しかし、オオワシは見つからない、、、
さらに雪が降ってきて寒すぎる
途中オオワシ狙いの人が何人もやってきたが、やっぱりここにはいないみたいなことを言っていた。
おい、、そんなこと言わないでくれーと思いながらまだまだ探す。
すると、前方より何やら大きい鳥が!トビにしてはでかい!
でもめっちゃ遠い!すぐさま望遠鏡に切り替る!
すると、
目に入ったのは白い尾、翼前縁の白色部!
そう!オオワシです!!
やっと出会えたー!!よっしゃー!!
しかし、興奮のあまり望遠鏡から外れてロスト。。。
あまりの遠さに写真も撮れず(すいません。。。。)
その後も探しましたが、結局見つからず、、、
他のウォッチャーさんの話では別の場所でオジロワシも出たとか
ううう、絶対にリベンジを果たしてやる!!
ということで今回のリスト。
11月25日(土) 奥日光 6:00~14:00 晴れ時々雪
01:オカヨシガモ 02:マガモ 03:ホシハジロ 04:キンクロハジロ
05:ホオジロガモ 06:カワアイサ(初) 07:ハジロカイツブリ
08:キジバト 09:カワウ 10:オオバン 11:トビ 12:オオワシ(初)
13:カワセミ 14:コゲラ 15:オオアカゲラ 16:アカゲラ
17:ハヤブサ 18:モズ 19:ハシボソガラス 20:ハシブトガラス
21:キクイタダキ 22:コガラ 23:ヤマガラ 24:ヒガラ
25:シジュウカラ 26:ヒヨドリ 27:ウグイス 28:エナガ 29:メジロ
30:ゴジュウカラ 31:ミソサザイ 32:カワガラス 33:ツグミ
34:ジョウビタキ 35:キセキレイ 36:ハクセキレイ 37:セグロセキレイ
38:アトリ 39:カワラヒワ 40:マヒワ 41:ベニマシコ 42:イカル
合計45種
奥日光ライトセンサス!
こんにちはばっちです。
いきなり専門用語ですいません。。。
「ライトセンサス」といういうものを皆さんご存知でしょうか?
知っている人もいると思いますが、今後もこのブログで使っていきたいとい思いますので簡単に説明したいと思います。
ライトセンサス
「一般に哺乳類を対象とした調査で、夜間に林道や農道等を車で低速走行しながら、前後左右をライトで照らし、哺乳類の姿や、目の反射をもとに種類及び頭数を調査する調査方法のこと」
そして、なぜ夜間かというと
哺乳類の多くは夜行性で、夜間に動きが活発になりこの時が一番種類及び頭数に出会えるからです。
そして、今回は11月25日に奥日光でライトセンサスを行ったのでレポートをしたいと思います!
でもお遊びライトセンサスなので厳密性はないのでお許しを。。。
11月25日午前1時、、、
アドレナリンマックスの状態でいろは坂を上る。
いろは坂といったら紅葉シーズンは激込み大渋滞の場所。。。
今日は夜間で紅葉シーズンも終わったので誰もいない。
が、
登れど登れど哺乳類の気配の気の字もない。。。
なんてこった、、、
もしかしたら先行した車がいたのかもしれないと、思っていると明智平についてしまった。。。
明智平で休憩をとった後、さらに奥へ。
あきらめず探していると、、、
居た!!シカ!!
立派な雌鹿です。普段もよく会える代表種だけどやっぱうれしいなー!
その後は、中禅寺湖の鳥居をくぐり金精峠方面へ!
そしてここからはいろは坂が嘘のような鹿ラッシュ(笑)
雌鹿と若い鹿。
また雌鹿。
やっと雄鹿。
さらに雄鹿。
ふぅー。
。。。。。。。。。。。。。
鹿しか居ない!鹿しか鹿しか鹿しか。。。。
。。。はい、すいません。
人間欲張りなもので同じものに何度も出くわすと飽きてきてしまうのです。
ここで道路が凍ってってこれ以上行くのは危険ということで、金精峠を途中まで登り折り返し。
そして眠気もまったなし!
集中力も切れ半分あきらめモード(笑)
と、なんか小さいのが道路を横切った!!!
鹿ではない!眠気も一気に覚め、ライトで照射!!
んんんん!?
キツネだ!!!
やっと出会えた鹿以外の種。
こういった予期せぬ出会いを待っていたー!
しかし、その後は鹿以外見当たらず。。。
とここでライトセンサス終了。
結果
シカ:頭 キツネ:1頭
鹿てやっぱ多いね(笑)
にしてもタヌキがいなかったーなー。
明日の探鳥のために寝ることとしよう。
目指せオオワシ!!
ばっち
多摩川探鳥
11月18日、多摩川へさらっと探鳥へ。
まず、出会ったのがオオタカ
幸先の良いスタートだ!と思ったと同時にいきなり雨...
すぐ止みそうだったので探鳥を続行!
このオオタカ幼鳥雄を観察しているともう1羽オオタカが!
しばらくオオタカ同士のバトルが見られた後、コサギが上空を通過し、
ユリカモメに会い
タヒバリに会いました。
ちょっとした浅瀬を眺いると、いつ会えても嬉しいイソシギに会いました。
そして最後に全く予想していなかった鳥が!!
多摩川で初めて見ました。いつも見るのは田んぼとかだったのですごく新鮮な出会いでした!
やっぱ多摩川は良い探鳥地だなーと改めて思う探鳥でした。
11月18日 多摩川の野鳥(11:00~14:00) 曇り時々雨
01:カルガモ 02:コガモ 03:カイツブリ 04:キジバト 05:カワウ 06:アオサギ
07:ダイサギ 08:コサギ 09:オオバン 10:タゲリ 11イソシギ 12:ユリカモメ
13:トビ 14:オオタカ 15:カワセミ 16:コゲラ 17:チョウゲンボウ 18:モズ
19:ハシボソガラス 20:ハシブトガラス 21:シジュウカラ 22:ヒヨドリ
23:メジロ 24:ムクドリ 25:ツグミ 26:ジョウビタキ 27:スズメ 28:キセキレイ
29:ハクセキレイ 30:セグロセキレイ 31:タヒバリ 32:カワラヒワ 33:ホオジロ
外来01:ドバト
合計34種
ばっち
アメリカヒドリ!?
去る11月11日...
アメリカヒドリが見たくて以前より渡来情報のある武蔵野の森公園へ行ってきました。
ここの公園の中にある池に毎年多くのヒドリガモが渡来し、その群れの中に混ざっているとのこと。
しかも、アメリカヒドリ雄の生殖羽は目の周辺から後頭にかけて幅広い緑色部があり、ヒドリガモ雄の生殖羽はとは明らかに異なるというわかりやすい識別点を持つという。
これはいたらすぐわかるかもしれないな...なんて思いながら双眼鏡で池を眺めていると...
と、その時!!
んんん!!!
目の周辺部が緑!
と、めっちゃテンションが上がり写真を連射!!
写真を撮っているうちに、移動してしまったので後を追いかけると、岸辺に上がった!!
よっしゃー!
そして、パッシャと
おお、アメリカヒドリだーと思っていると、なにか違和感を感じ
よく見てみると...
.........後ろ頭の部分が赤茶色
はい、もうおわかりの方もいると思いますが、アメリカヒドリではなく、
ヒドリガモ×アメリカヒドリ
の雑種です。
ショック...雑種というのを全く考えてなかった。
調べてみると、ヒドリガモの群れの中には数羽混じっているらしい。
なんてことだ...
僕の勉強不足と早とちりがあだとなってしまいました。
しかし、
見つけられなかったのは残念でしたが、いい勉強になった探鳥でした。
ちなみにこれが純粋なヒドリガモ
アメリカヒドリの探しの探鳥はまだまだ続きそうです。。。
ばっち